もっと知りたいひとへ
ととのえるってなに? お手当てってなに? 素朴なギモンやよくある質問にお答えします。
「手当て」は、からだの不調をととのえる日本の伝統的な民間療法の呼び名として、一般的に広く使われている言葉です。やさいのごはんのお手当てやの「手当て」は、人間本来持っている力、自然治癒力を引き出すように、主に台所にある野菜などを使って心と体をととのえていきます。
やさいのごはんのお手当てやが基本としているマクロビオティックの手当て法のベースには、東洋思想の伝統的な考え方である「陰陽五行論」があります。例えば頭痛や便秘などで不調なときに、体の弱っている場所が陰と陽のバランスがどちらかに傾いていると考えます。それを手当てや食事で中間にもっていく=ととのえることで健康に戻していくという考え方です。陰陽のバランスは食べ物だけでなく、地域、季節なども影響します。これを知らなければ始められないというものではありませんが、知っているとより楽しめますし効果も高まります。講座ではテーマに合わせてやわらかく噛み砕いてお話ししています。より詳しく知りたい方はお気軽にお声がけください。
マクロビオティックとは、穀物、野菜、海藻といった日本の伝統食をベースとした食事を摂ることにより、自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する考え方のこと。欧米発の食事法と捉えている方もいるかもしれませんが、もともとは日本人の桜沢如一さんが提唱した食事法です。1950年以降に久提司道夫さんにより体系化され、欧米を中心に広まり、その後日本にも逆輸入される形で広がりました。
その土地、その季節に合った食材を、天然醸造などの伝統的な手法で作られた調味料で調理した、昔ながらの伝統的な和食が理想です。現代、和食と知られている物の多くには、ハレの食事の華美なものが多いのですが、日常のからだをととのえる質素な食事=ケの食事こそが大切な食事と考えています。
子どもは正直です。自分のからだに合う合わないを分かっています。子どもの声を聞いて、素直に従うことが一番大切なことです。その際、陰陽五行をもとに丁寧に紐解いていくと必ず原因がわかります。ただし、添加物や砂糖がたくさんからだに入っていると必要なものがわからなくなってしまいます。添加物や砂糖は控えることが大事になります。だからと言って、やみくもに我慢をさせるのではなく、
甘いお菓子が大好き→からだに優しい甘みのお菓子にシフトする
添加物の濃い味が好き→いりこだし、あごだしのミネラルで濃い味のシフトをする
など、徐々に体をととのえていくようにしてみてください。
食事と手当てを合わせた方がより早く体が変わっていきますが、まずは手当てだけでも体の違いがわかると思います。
やれることからひとつずつ。講座では、「今日お話しした中から一つでもよいので、お家で試してみてくださいね」とお話ししています。頑張りすぎずに、自分に合わせてちょっとずつ。そして、からだの声に正直になることです。たまにジャンクフードを食べたくなったら、我慢せずにバカ食いしてみてください。そこから見えてくることがたくさんあります。
はい、親御さんからお申込み頂けます。
基本的には、お子様連れOKです。会場によっては不可の場合もありますので、お申込み時にお問い合わせください。
オンラインでも受け付けしています。 直接お会いしたほうが得られる情報は多いと思いますが、
遠方など直接来られない方向けにオンラインでのカウンセリングも対応しています。
山形県内のお近くの農家、お店をご紹介します。ご相談ください。その他、やさいのごはんのお手当やでは、講座で実際に使った食材や調味料の販売もしています。気に入ったものがあれば、講座後にご購入いただけます。お手当てで使う食材や調味料は昔ながらの天然醸造のものなど、丁寧な仕事をして作られたものをおすすめしています。安価に作られたものは同じような作用が期待できません。
こちらをご覧ください。
